カセム事務局長は18日の演説で、「イスラエル占領地に接する南部国境のヒズボッラー勢力がイスラエルの動きを阻止し、この占領政権の目的達成を阻止した」と述べました。また、「ヒズボッラーはイスラエル軍の前進を阻止し、同政権に停戦合意を迫った。もし抵抗勢力の不屈の精神がなかったら、イスラエルは(レバノン南部での)侵略を続けていただろう」としました。
この日はヒズボッラー執行評議会のアリ・ダムーシュ副議長も演説し、「レバノンと地域を引き裂いている『がん』はイスラエルであり、米国もそれに同調している」「米国がレバノンに駐留する主な目的は、イスラエルを守り、また地域におけるこの政権の覇権強化および、その目標達成を支援することにある」としました。
ダムーシュ氏はまた、「イスラエルは停戦協定に絶えず違反し、レバノン国民を攻撃している中で、米国はレバノンに圧力をかけ、自らの要求を押し付けるためにこうした攻撃を完全に支持している」とし、「イスラエルによる脅迫の終結および、この政権の侵略の排除前に抵抗勢力の武装解除を求める者は全員、実質的に敵の目的に協力していることになる」と強調しました。
そして、「現時点で抵抗勢力の武装解除について論じるのはレバノンの利益に反し、国家の立場と力を弱めることになる」とし、「我々は誇張や圧力に影響されることはなく、またそのような脅迫に屈することもない」と語りました。
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